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泌尿器科

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こんな症状にお悩みでしたら、一度ご相談ください。
・尿が出にくい
・残尿感がある、尿をしてもすっきりしない
・夜間にトイレに行きたくて何度も起きる
・頻回に尿をしたくなる
・排尿をがまんするのが難しい
・尿の色が普段と違う
・尿が濁っている
・排尿時に痛みがある
・陰部や尿道に不快感がある



急性前立腺炎

男性の場合、膀胱炎を起こすことはめったにありませんが、前立腺に炎症が起きることがあります。 症状としては、排尿のとき痛む、尿がすっきり出ない、尿の回数が増える、等の自覚症状が出ます。 炎症の起こり方にも、急性と慢性がありますが、今回は急性前立腺炎について説明します。
急性前立腺炎の場合、症状はかなりきつく出ます。 多くの場合、飛び上がるようなおしっこのときの痛み、39度以上の発熱、そしておしっこがかなり出にくくなります。 原因としては、外からの細菌が、前立腺で増殖することによって前立腺が腫れあがることにより起こります。 治療は、細菌を殺す薬、炎症を抑える薬などを使って治療します。 適切な抗生物質などを内服することによって2~3日で速やかに治癒していきます。 ポイントは、早期に治療することと、慢性に移行しないようにしっかりと治療することです。



慢性前立腺炎

慢性の場合、急性前立腺のような重篤な症状はありませんが、結構厄介な病気です。 症状としては、残尿感、頻尿、下腹部不快感、など様々な訴えがあります。 基本的には、細菌性と非細菌性に分類されますが、病態として、骨盤内の血流の鬱滞が原因と考えられます。
すなわち、長時間の座位(よくあるのが、タクシー、長距離トラックなどの運転手の方)、あるいは下半身を冷やす事が多い方などによく起こります。 治療はまず抗生剤なとにより細菌感染を取った上で、骨盤内のうっ血を改善することになリます。 基本は、下半身を冷やさないようにし、骨盤内の血流を改善するようにします。 お風呂などで、十分下半身をあっためることは有効です。 薬剤としては、漢方などの植物性剤が有効なことが多いですが、良くなったり悪くなったりしますので根気よく付き合うことが大切です。

 


 

急性尿道炎

急性尿道炎は、男性のSTD(性感染症)の一つで、大きく淋菌性尿道炎とクラミジア尿道炎に分類されます。
淋菌性尿道炎は、古くからある性病で、やけ火箸を突っ込まれたような焼けるようなおしっこの痛みをともない、ペニスから青バナのような膿が分泌されます。 一方最近増えている、クラミジア尿道炎は、軽い痛みと、少しの透明の分泌物しか出ないため、非常に分かりにくいことがよくあります。 最近、いいお薬が出ていますので、一回の服用で、治療することができます。 何れの尿道炎も、パートナーに性行為を通じてうつりますので、十分に治療することが肝要です。 思い当たる節がある方は、早めに泌尿器科を受診してください。 この勇気が、あなたのパートナーを守ります。


 

 

急性膀胱炎

女性の尿道は、解剖学的に男性に比べて短く、外からの細菌が入りやすい構造になっています。 もし細菌が侵入しても、健康な体は炎症を治してしまう力を持っています。 しかし、生理であるとか、お腹をこわしている、あるいは非常に疲れているなどの状態で、細菌が侵入すると、急激に細菌が増殖することによって膀胱炎をおこします。 
多くの女性が経験しているように、おしっこが気持ち悪く、痛みをともない、時には出血します。 診断は、尿中に炎症による白血球を確認し、さらに尿を培養することによって、どのような菌で起こっているかを調べます。 多くの膀胱炎が、大腸菌などの菌で起こりますが、適切な抗菌剤を使用することによって、速やかに改善します。 ポイントは、水分摂取を多めにして無理をしないこと、そして治療により細菌がなくなったことを確認することが大事です。


 

慢性膀胱炎

性膀胱炎には、繰り返す細菌性の膀胱炎(再発性膀胱炎)もありますが、非細菌性の慢性膀胱炎が多く経験されます。 非細菌性慢性膀胱炎は、原因となる基礎疾患や病原菌が特定できませんが、急性膀胱炎とは違い、ひどい炎症所見がないのにも関わらず、さまざまな不快感を訴えるわずらわしい病気ともいえます。 しかしダラダラと抗生物質を使うのは問題で、逆にカンジダなどの真菌感染症になってしまう危険性もあります。
よって治療には、正確な検尿所見に基づいた的確な治療と、再度細菌感染を起こさないような生活習慣が求められます。 まず急性膀胱炎にならないよう、水分をしっかり摂って、清潔に生活すること、下腹部不快感には漢方製剤等が有効な場合があります。 基本は、自分では治そうとせず、的確な治療を受けて、こじらせないのが重要です。

 


 

PSA

 前立腺は膀胱(ぼうこう)の出口にあるクルミ大の男性特有の臓器で、精液の一部を作っています。 50歳を超えると前立腺は徐々に大きくなり、排尿障害をきたすなど、男性を悩ませます。

近年問題となっているのが悪性の前立腺がん。 日本でも、生活スタイルの欧米化にともない急速に増えています。 前立腺がんは、放置すると骨などに転移し命を奪いますので、早期に発見して治療する必要があります。
がん発見には、血液中のPSAの測定が有効です。
PSAとは前立腺特異抗原のこと。 前立腺の細胞だけが分泌するたんぱく質で、がんや炎症、肥大などがあると血液中を流れる量が増えます。
これは、採血だけで簡単に調べられるので、自覚症状のない早期前立腺がんの発見に効果的とされています。


 


 

腹圧性尿失禁

くしゃみをする、階段を上る、大笑いをするなど、日常のちょっとした動作で尿が漏れた経験は多くの女性にあるはずです。このタイプの尿失禁は、妊娠、出産、加齢による女性ホルモンの減少などが原因で、骨盤内の臓器を支え、尿道を締める働きをしている骨盤底筋といわれる筋肉群が弱まることによって起こります。安静時にはほとんど尿が漏れないため、“おなかに力が入ったときに尿が漏れる”という意味の、腹圧性尿失禁と呼ばれます。
治療は、弱まったこの筋肉群を鍛える運動(骨盤底筋体操)をすることが基本になります。簡単に説明しますと、まず肛門から膣、尿道にかけて周囲の筋肉を、ゆっくり息を吸いながらギュウーと締め上げます。この状態で、10秒から15秒保持し、元に戻します。これを一日10分間程度繰り返します。最初は難しいかもしれませんが、慣れれば日常動作に簡単に取り入れられます。すぐには効果は出ませんが、この運動をうまく日常生活に取り入れ、あきらめずに続けることが大切です。症状の軽い人はこれだけで十分良くなることが多く、早ければ2-3週間で効果が出てくるはずです。出産後の尿漏れにもこの体操は効果的です。肥満、便秘などは尿失禁を悪化させるのでこの点にも御注意ください。


 

過活動膀胱

過活動膀胱は「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある」などの症状を示す病気です。

過活動膀胱は尿意切迫感(急に我慢できないような尿意を自覚すること)を有する状態です。時に頻尿や失禁を伴うこともあります。過活動膀胱で悩んでいる方は、40歳以上になると、7人に1人の割合で、この病気に罹患しているとの報告があります。原因としては加齢による骨盤底筋の機能低下、脳・神経の病気、狭心症や不整脈、脊髄や脊椎の病気、糖尿病などが挙げられます。多くの効果的な内服薬がございます。尿意切迫感を起こす他の病気がないかを精査したうえで、内服加療および膀胱訓練を中心に加療をすすめていきます。


 

泌尿器科によくある質問

 

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